小型動物実験用の経口チューブは一例で示すと長さ95o、φ1.7oにφ1.3oの穴が貫通しており先端形状は小動物の食道を傷つけない為のボール形状となっています。
現状技術ではφ1.3oのピンが成形中にほぼ100%の確率で射出圧力により曲り・偏心・肉割れが生じますが当社では逆転の発想である射出圧力を利用した試作金型を製作し射出成形(当社開発のS・P・G成形法)による成形試作サンプルが出来るまでになりました。
量産化に向け更に技術ハードルを越える取組みをしております。
長年にわたり電池絶縁ガスケットを成形生産している実績を基にリチウムイオン電池の高品質・低コスト絶縁ガスケットの開発を行うための材料改質に取組んでいます。